コメントとトラックバックの違い

コメントもトラックバックも共に、コミューニケーションをとるための機能です。

「コメント」の場合はブログの訪問者と管理人との交流であるのに対し、「トラックバック」の場合は管理人同士が交流するという違いがあります。

掲示板のコメント(書き込み)の場合は、サイトの訪問者同士が交流をはかるためのものですが、ブログの場合は訪問者同士が交流するというよりも、投稿された記事への感想を書き込むための機能という意味合いが強いです。

コメント

書き込まれた内容が自動的に表示されるように設定したり、あるいは承認したものだけを表示させるといった設定をすることができます。
ただ、コメントスパムと呼ばれているように、書き込む人が自サイトへのアクセスを誘導することを目的としたものも多くあるので気を付けましょう。

また、自分が他のブログで書き込む際には、管理人が返信を必要とするような負担のかかる内容は避け、軽い感想などがよいでしょう。
運営者側もできるだけ返信して楽しむようにしましょう。

トラックバック

トラックバック機能は、ほかのブログで書かれている記事と自分の書いた記事を結び付けるためのものです。

自分の記事だけでは補足しきれない内容の場合、たいていは、ほかのサイトの記事にリンクを貼ったりして訪問者への参照を促すことが多いものです。
けれども、参照先の記事でも、自分の記事を参照してくれるとお互いにとってメリットのあるものとなります。

そのような場合、まず、自分の記事内で相手先の記事へのリンクを貼り、「あなたの記事を参照しましたよ。」ということをトラックバックを送信することでお知らせします。
リンクを貼らなくても送信できるケースもありますが、まず自分の記事内でリンクを貼ってから送信するのがマナーです。

すると相手先のブログの記事の下の方に、自分の記事へのリンクが作成され、お互いの記事が結びつくということになるわけです。

この際、ブログ運営者によって、送信されたトラックバックが自動的に表示される設定にしている人と、内容を確認して承認してから表示されるようにする設定にしている人がいますので、必ずしもトラックバックが相手先の記事で掲載されるということではありません。

このトラックバックの場合も、自サイトへの誘導を目的としたものが多いですので、承認してから表示させるようにしましょう。

運営者によっては、せっかくだからということで、どのようなものも削除しない人もいるようですが、たいていはツールで自動的に送信されているものが多いです。
訪問者の方が悪質なサイトへの誘導されてしまうこともありますので、あまり気にせずに削除するようにこころがけましょう。