CMSでブログ作成

CMSでブログ作成する際の導入方法など。

独自ドメインでのブログ作成の方法

無料レンタルサービスの場合、運営元から提供されるURLと管理ツールでブログを作成することになりますので、実質的なブログの所有権は運営会社側にあります。

ですので、その会社が運営を中止してしまうと、ユーザーが作成したサイトは削除されてしまうのが一般的です。

けれども、独自ドメインを取得してブログを作成すると、そのブログは自分所有のものになるという利点があります。
独自ドメインを取得すると、SEO対策によるアクセスアップやサイトの譲渡、ブログの移転やアフィリエイトなどの面で何かと都合のいいことが多いです。

CMSを導入してのブログ作成

企業や大規模なウェブサイトでは、レンタルサーバーにCMSを導入してブログが作成されているケースが多いです。
CMSというのは「コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、画像や記事などのコンテンツを管理するツールのことですが、つまりはブログの管理画面のことです。

例えば、当ブログはMovable TypeというCMSを利用していますが、このような感じの管理ツールで更新しています。

個人の場合でも、独自ドメインを取得し、レンタルサーバーでCMSを使用すれば、わりと簡単にブログを作成することができてしまいます。

Movable Typeを導入してのMTブログ

当ブログでは、Movable Type を導入してMTブログを作成しています。

CMSとよばれるブログの構築ツールはいろいろありますが、無料ブログサービスでの独自タグを使い慣れている場合は、比較的、Movable Type の方がカスタマイズしやすいかもしれません。

日本での人気の度合いとしては WordPress と二分している傾向があります。
ただ、デフォルトでのテンプレートではいまいちの面も多いですので、まったくの初心者の方は無料ブログサービスを利用するか、テンプレートを購入してから利用するとよいでしょう。

格安の独自ドメイン取得サービス

格安で独自ドメインを取得できるサービス会社をご紹介します。

ドメインの取得サービス会社によっては数千円の違いが出ることもありますが、ドメイン名を登録するだけなので、機能的にいえば、どこで取得してもサイトの表示が速くなったり遅くなったりするわけではありません。

ただ、whoisの代理公開や日本語ドメインの可否、あるいは移管の際の手数料の面での違いがあり、むしろ格安ドメイン会社の方が充実している傾向があります。

私が実際にいくつかのドメイン取得サービスを利用した印象だと、ドメイン移管やDNS設定のしやすさから、「バリュードメイン」、もしくは「ムームードメイン」がおすすめです。

ブログ作成の格安レンタルサーバー選び

ブログ作成におすすめの格安レンタルサーバー情報です。

レンタルサーバーでブログを作成する場合は、Movable Type や WordPress などのブログ構築ツールを自分でインストールする必要があります。
これらのツールはデフォルトで設置されているケースはほとんどありませんが、自動インストールなどの便利な機能が付いているケースが多いです。

このMovable Type や WordPress などをインストールする際には、レンタルサーバー側でデータベースを利用できる環境が必要になります。
一部の格安サーバーではデータベースを利用できないケースもありますので、確認してから契約するようにしましょう。

無料SSL対応の高速SSDサーバーがおすすめ

2018年の現在、CMSブログを導入する際の格安レンタルサーバー選びにも、SSL対応(※HTTPSページで表示すること)とSSD対応(※高速なサーバー環境)が必須の要素になってきています。

  • SSL対応(HTTPSページ化)→ 通信の暗号化によるセキュリティー対策
  • SSD対応 → CMSを利用するための快適で高速なホスティング環境

SSL対応はSEO対策にも関連してくるため、こちらは必ず対応しておきたい要素になります。

一方、高速なSSDストレージについては、快適にCMSでブログを更新するためのユーザビリティーに関連する要素のため、必ずしも必要な要素ではありません。

けれども、最近では既存のHDDサーバーを最新のSSDサーバーへリニューアルする会社も多くなってきており、その際にはCMSの再インストールなど困難な作業が必要となるケースも多いです。

そのため、これからCMSを導入される方は、できるだけ「SSL」と「SSD」の両方に対応しているレンタルサーバーを選択されるとよいでしょう。