2018年の現在、CMSブログを導入する際の格安レンタルサーバー選びにも、SSL対応(※HTTPSページで表示すること)とSSD対応(※高速なサーバー環境)が必須の要素になってきています。
- SSL対応(HTTPSページ化)→ 通信の暗号化によるセキュリティー対策
- SSD対応 → CMSを利用するための快適で高速なホスティング環境
SSL対応はSEO対策にも関連してくるため、こちらは必ず対応しておきたい要素になります。
一方、高速なSSDストレージについては、快適にCMSでブログを更新するためのユーザビリティーに関連する要素のため、必ずしも必要な要素ではありません。
けれども、最近では既存のHDDサーバーを最新のSSDサーバーへリニューアルする会社も多くなってきており、その際にはCMSの再インストールなど困難な作業が必要となるケースも多いです。
そのため、これからCMSを導入される方は、できるだけ「SSL」と「SSD」の両方に対応しているレンタルサーバーを選択されるとよいでしょう。
SSL対応による常時HTTPS化の必要性
以前まで「SSL」といえば、企業サイトやショッピングサイトでしか必要ではありませんでした。
万一、企業サイトが改竄されてしまった場合、ブランドイメージや信頼性が損なわれてしまうため、法人サイトではSSLに対応しているケースが一般的でした。
また、クレジットカードを入力するショッピングサイトでも、カード番号を盗み取られてしまう可能性があるため、SSLによって通信を暗号化する必要性がありました。
一方、個人ブログでSSLに対応しているケースはまれでしたが、現在ではSSLへの対応も検索エンジンランキングの要素となっており、さらにChromeのブラウザでは通常のHTTPページには警告が表示されるようになったため、個人ブログでも対応する必要性が出てきています。
このSSLに対応する場合、以前までは高額な費用がかかるのが一般的でしたが、現在では「Let's Encrypt」などのSSLを無料で利用できるようになっています。
そのため、CMSでブログを作成する際には、無料SSLの「Let's Encrypt」などに対応しているレンタルサーバーを選択するようにしましょう。
CMSでブログを更新するなら高速SSDサーバーが快適
個人のパソコンなどでは、既にハードディスク(HDD)から高速なSSD環境への乗り換えが進んでいますが、最近ではレンタルサーバーでもSSDを導入するホスティング会社が多くなってきました。
当サイト運営者が利用しているサーバー会社でも、既存のHDDからSSDに切り替えるケースが多くなってきており、その際にはメンテナンスによるサイト停止やサーバーの再設定などで何かと面倒な手間がかかっています。
当サイトもこのSSD切り替えの際、CMSツールをサーバーに再インストールする必要が出てきましたが、以前と同じ環境を新しいサーバーで復元するのはかなり面倒で困難な作業となりました。
そのため、これからレンタルサーバーでCMSブログを導入する際には、できるだけSSDストレージに対応しているレンタルサーバーを選択されることをおすすめします。
高速なSSDの方がサイトの表示がはやいですし、CMSの更新作業についても快適になるはずです。
このSSLとSSDの両方に対応しているサーバー会社については、当ブログでおすすめしているサーバー会社などを参考にして検討されるとよいでしょう。
→ ブログ作成の格安レンタルサーバー選び